『Ave』の民族楽器“バンドゥーラ”

『Ave/金子飛鳥』に登場するウクライナの民族楽器“バンドゥーラ”。私は、見るのも聞くのも初めての楽器です。興味津々で、レコーディングの合間にいろいろと見せてもらいました。

フレーズはギターに近く、楽器の構造はハープに近い印象です。音色は、とにかく美しく、そしてどことなく悲しげ。『Ave』では、「Hugh(ヒュー)」という曲でバンドゥーラの魅力が堪能できます。

さて、そのバンドゥーラ、チューニングが大変です。ギターなどの6弦と違い、音階の分だけ弦があります。各々の弦が張力を持っているのですから、チューニングとなるとさあ大変。ピアノの調律のように、何本もの弦を関係性を持たせながらチューニングしていきます。

バンドゥーラ

上の写真は、バンドゥーラのチューニングの様子です。チューナーを使いながら、レンチのような工具でチューニングされていました。バイオリン金子飛鳥さんの絶対音感は素晴らしく、少しのチューニングの狂いも聞き逃しません。そのたびにチューニング作業となるわけですが、最高の演奏を目指す細やかな努力こそ、作品としての完成度を高めます。

『Ave』でぜひバンドゥーラの魅力をご堪能ください。

『Ave/金子飛鳥』発売開始

レクストが音質向上協力として参加させていただいた、バイオリニスト金子飛鳥さんのNewアルバム『Ave [アーヴェ]』が発売されました。レクストダイレクトでも、本日より取り扱いを開始します。(『Ave』販売ページはこちら。)私が参加した日のレコーディングをレポートしたチラシを、レクストダイレクトの特典としましたので、ご一読いただければ幸いです。

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イベントでよく鳴らすのは、ラストの「Earth Turns Eternal」。この曲は、飛鳥さんのバイオリンとボーカル、インドの竹笛“バーンスリー”、アコースティックギターという構成です。3人の呼吸が一体となる狭い空間での一発録り。個別の録音ブースもクリックもない、完全にフリーな演奏からこそ生まれる素晴らしい音像が魅力的です。エンジニア赤川氏の録音・ミックスで、あの日の空間が生で聴いた時よりも心に届きます。ぜひ聴いてみてください。

『Ave』の個人的活用法なのですが、その音楽世界を楽しむだけでなく、機器やケーブルをエージングさせるソフトとして使っています。バイオリンの美しい響きはもちろん、ロンドン録音のドラム&ベースの重低音グルーヴなど、ワイドレンジかつダイナミックなサウンドが収録されていますので、エージングソフトに最適ではないでしょうか。私は音楽ソフトで機器やケーブルをエージングするようにしていますので、なんとも頼もしいソフトの登場に喜んでおります。

NS441D技術を未体験の方にもお薦めです。一般のCDプレーヤーで再生しても、『Ave』はCDの壁を取り払った、温かく柔らかで立体的な音で再現されます。飛鳥さんご自身もレクストに来訪され、『Ave』プレス盤の音を確認。大満足とのことでした。飛鳥さんの試聴レポートは、また別途掲載予定ですので、ご期待ください。

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