クリニックのレポート その1-2

昨日のブログ『クリニックのレポート その1』の続きです。

クリニック終了後に、お客様より面白いご質問が2つありました。

Q1:
「アクセサリーや音響パネル、ケーブルなどは、ひとつひとつ自分なりに吟味して採用したはず。なのになぜ、ルームチューニングやスピーカーセッティング後は、それらのグッズが逆に足を引っ張る結果になってしまったのか?」

A1:
山登りに例えるとよくわかると思います。小学校の遠足で行くハイキングコースでは、履き慣れたスニーカーが重要なアイテムとなるでしょう。しかし、本格的な登山になると、やはり登山専用靴が有利です。スニーカーが足を引っ張る可能性は高くなります。

オーディオも同じで、私がクリニックにお伺いするからには、これからのハイレゾ時代の到来を見据えて、マスター音源が楽々と再現できる環境を目指します。レクストのケーブルやアクセサリーは、実際にマスタリングスタジオのリファレンスとして活躍している通り、もともとマスター音源や生楽器のモニター再生を想定して開発しています。しかし、多くのアクセサリーやオーディオグッズは、「CDをイイ感じで鳴らす」という基準で作られているのが現状。この差は大きいのです。これからはハイレゾ音源もオーディオ開発に使われてくるでしょうが、果たしてそれがどのように再現されるのか正解なのか、やはり理解していないと宝の持ち腐れとなってしまう可能性があります。

高く山を登っていくと、使えなくなる装備が出てくるのは仕方のないことです。ご自身では、なかなかそれを発見できないのは、採用した過程を含め思い入れがあるため難しいもの。私は第三者として公平に判断しますので、不要なグッズは思い切って撤去します。しかし、そこはお客様の心情も考慮し、少しずつご自身で撤去後のサウンドをご確認いただきながらの作業を心がけています。


Q2:
「クリニック後に鳴っている、この素晴らしいサウンド。これは実際に、どのくらいのレベルの音なのか?」

A2:
なるほど、想像もしていなかったご質問ですが、確かに興味があるところではないでしょうか?

もちろん、私が今まで聴いてきた音楽再現で最高ではありません。レクストのスピーカーや、チューニングしたアンプとでは、やはり音楽表現力に差が大きく存在します。しかし、音楽専用ルームとしての音響は確立できました。そして、お使いのシステムまだまだ伸びシロが大きくあります。クリニックでは私が合格印を出せるサウンドにまでは仕上げて帰りますので、自信をもって音楽リスニングを楽しんでいただければと思います。

少なくとも、オーディオ専門誌の試聴室は軽く超えているでしょうし、もっと高額なシステムで鳴らしているオーディオショップでも、なかなか敵わないくらいの実力で鳴っていることを保証します。例えば、そのCDを演奏しているミュージシャンがお部屋に遊びに来たとすると、「自分の表現したかった音楽が、そのまま鳴っている!」とハグしてくれること間違いなし。

それが好みのサウンドに近づけるオーディオ術と、私が行っているルームチューニング&スピーカーセッティングの違いです。音楽ジャンルに関係なく、サウンドステージは広く濃く、ストレス・フリーで音楽リスニングが楽しめるようになります。


さて、お客様よりアンプの写真を頂戴しました。Octave/V70SEにR-VM33を装着し、大幅グレードアップに大成功。アンプを買い替えたくらい、音楽が生々しく再現されました。純正ボリュームノブは、R-VM33の付属レンチそのままで交換でき、簡単でした。左のセレクターツマミは、軸の系が3oくらいしかない細いもので交換できず残念。R-VM33の効果は、お客様がその場で購入されたのですから、ご想像いただけることでしょう。

V70SE+rvm33.jpg

R-VM33の次回入荷は、工場に本日確認したところ、来週の月曜日に軽井沢着の予定でした。完成まで、もう少々お待ちください。
2014/06/12(Thu) 17:02:54 | クリニック

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