夏イベント・レポートその2

夏イベント『e-onkyo musicハイレゾ音源の最高音質再現に挑戦!』のレポートその2です。

今回のイベントはそのタイトルの通り“最高音質再現に挑戦”しなくてはなりません。そのため、前日よりセッティング&リハーサルを行いました。その甲斐あって、2つの問題を事前に発見することができました。

1.会議室の様々な物体が、低周波に共鳴してビビリ音を出す。
2.会議室の床が二重床のOAフロア仕様で、低域が強調される。

1は想定の範囲内。紙を挟んだりテープを貼ったりして、ビビリ音が出ているところをミュートしていきます。リハーサル中は別室でまだオンキヨーさんが会議中だったので、低域テスト信号を大音量で長く再生できません。少し鳴らしてはミュートするという手法でしたので、完璧な防止までは無理でした。イベント本番では、1ヵ所だけビビっていましたが、まぁ合格点というところでしょうか。

2は想定外でした。昨年のイベントで同じ大会議室を使用していたので安心していたのですが、今回はスピーカーの大きさが違います。小型のSH-EP7で17cmウーファー×2発と、新型RQ-S11の17cmウーファー×8発とは音楽エネルギーの量が比べ物になりません。単純計算はできませんが、4倍の振動板面積で低域振動を起こします。この低音に、OAフロアが耐えられないのです。

OAフロアは5、0cm角くらいのパネルを支柱で床から浮かし、配線を自在に通せるようにしたもの。強度は高いですが、音楽向きとは言えません。この床が、低域の大音量に共鳴し、低音を強調させます。

約33畳の大会議室の床全体が鳴っているのです。対策は難しいと思います。一般家庭ではOAフロアを採用することは無いでしょうから問題ありませんが、このイベントは乗り切らねばなりません。椅子の配置と、音量を床の共鳴が飽和するまで上げないことで対応することにしました。

下の写真が、イベント開始前の会場の様子。イベント当日は、始まる前に全部の席に座り、音量と音質をチェックしておきました。全て合格です。OAフロアの床の共鳴があるので、スピーカーRQ-S11のベストパフォーマンスとは言えません。しかし、充分に“夢のスピーカー”を感じ取っていただけると、全席での試聴で確信しました。

event_130727_4.jpg

しかし、お客様が入り、パフォーマンスを始めると、また別の問題が。お客様で吸音&拡散されたのか、OAフロアの上に椅子で大人数が座ることでミュートされたのか、またはその複合原因か、とにかく音が変わってしまったのです。これには私も慌てました。

結論から言えば、前のほうの席ならば、大丈夫だったと思います。後ろの席の方は、ちょっぴり本意ではないサウンドを聴いていただいたことになりました。途中で席をシャッフルすればよかったと、大いに反省しております。

event_130727_3.jpg

それでも、イベントが終わったあと、私に話しかけてくださる方々の瞳はキラキラしていました。パフォーマンスに感激していただけたとのこと。全員の方に喜んでいただけなかったのは残念ですが、“夢のスピーカー”の“夢”は、少しはお伝えできたようです。・・・(つづく)
2013/07/30(Tue) 18:00:59 | イベント関連

Profile

image
株式会社レクスト
0267-31-0889(Tel)
info@reqst.com

New Entries

Categories

Archives(2166)

Link

Search