SP7で小音量

写真は、現在のレクスト試聴ルームの様子です。スピーカーが小さくなったのと、スタンドが90cmから60cmに変わったのとで、随分とコンパクトになった印象です。ラックや機材が大きく感じます。

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SH-SP7は、実際に設置してみると、写真で想像するよりも、かなり小さな印象です。一昔前で言うところの、ミニコンポサイズくらいでしょうか。音は見かけと大きなギャップがあり、小型スピーカーにありがちな小さくまとまっているタイプではなく、音が部屋いっぱいに広がっていくのが特長です。

SH-SP7に慣れてきたので、音質チェックなどの仕事にこのまま行えそうな気分です。今は、DAC-NS1Sの最終音質確認には、DW-S1に戻して仕事しています。しかし、SH-SP7ならば、何の問題もなく合否の判断ができそうで、恐くなるくらいです。

仕事として、こんな小さなスピーカー、しかも10万円台前半というリーズナブルなスピーカーを使用しても良いものか、考え込んでしまうこともあります(笑)。いいんです!全く問題ないと思います。実際、SH-SP7の品位の高い音楽再現能力は、高級大型スピーカーを凌ぐものをたくさん持っています。

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今日は、SH-SP7の小音量時でのサウンドに注目して試聴してみました。皆様がご自宅で聴かれるであろう音量か、それより小さいくらいのパフォーマンスチェックです。

一般的に、スピーカー箱の内部には、吸音材を入れます。SH-SP7は、吸音材をほとんど使いませんでした。その分、箱の内部構造を複雑化したり、響きをコントロールしながら設計してあります。その結果、小さな音に非常に敏感なスピーカーとなりました。音楽の余韻が「ここまで聴こえるか」と驚くほど美しく伸びていきます。箱の響きが音楽を濁すのではないかという心配は、無垢材の良質な柔らかい反射を上手く利用して解決しています。

小さな音がよく聞こえるスピーカーということは、小音量で音楽を楽しむ場合に非常に有効です。瞬間最大音を10とすると、一般的スピーカーの可変範囲は4〜10、SH-SP7は1〜10と感じるくらい印象に差があります。歌や楽器で音に表情をつけ感情を表現する場合、この音の抑揚を駆使します。ということは、SH-SP7は音楽をエモーショナルに再現するのに、非常に長けているスピーカーと言えます。小音量時でのダイナミクスでは、私が今まで聴いてきたスピーカーの中でも、間違いなくSH-SP7が最高です。

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いよいよ、オール無垢材エンクロージャーが入荷します。木工職人さんによると、初回20セットを一度に持ってきてくださるとのこと。届けばすぐに組み立て作業ができるよう、今は段取りで大忙し。ご予約いただお客様、お待たせして申し訳ございません。組み立て後、音質テストに合格したものから出荷させていただきます。全数が仕上がるには、1〜2週間程度必要だと思います。もう少々お待ちください。最高のスピーカーをお届けします。
2009/06/03(Wed) 16:03:52 | スピーカー

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