DAC-NS1S ver.2010出荷開始

本日は、お預かりしたDAC-NS1Sを中心にバージョンアップ作業を行いました。一番早いお客様は、明日には未知のオーディオを体感いただけるのではないでしょうか。初代DAC-NS1Mのバージョンアップ作業は、明日行う予定です。今週お預かりしている分は、週末までに全数ご返送できそうです。どうぞご期待ください。

集中してDAC-NS1Sの試聴を行ったわけですが、「今までとどう違うか?」といった細かい音を気にする必要はありません。従来のオーディオでは聴いたことのない音楽が、そこにあります。CDの音でも、レコードでもない。SACDやDVDオーディオとも違う。スタジオで聴くマスター音源よりも良い印象すらあります。実際、先週のフライデーイベントでは、マスター音源をデモしたときのイベントよりも高い評価を、お客様よりいただきました。もちろん、マスター音源をDAC-NS1S ver.2010で再生すれば、更に良くなるわけですが。

マスター音源の鮮度は、当然のことながら魅力的です。しかし、私たちが一番入手しやすいのはCD音源。これを素晴らしく聴けるようになることこそが、オーディオの発展です。そういった意味では、確実にこの2010バージョンアップで大きな前進が得られたと思います。

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どのCDソフトを聴いても、新しい発見がありました。それは、音の座標情報がより正確になった結果です。例えば、座標情報の誤った再生を行えば、高音がきつくなります。サ行の発音が強調される“サチる”という現象をご存知でしょう。再生段階でサチる場合、座標情報がぶつかっていることが原因の場合もあるのです。バージョンアップしたDAC-NS1Sでは、全くサ行が干渉し合ってないのが認識できるくらい、位相情報が正確に表現されます。

座標情報がより正確に再現されると、いったいどんな音になるのか。今までのオーディオで一番甘かった部分で、誰も完成形を聴いたことがありません。これが、DAC-NS1S ver.2010で再生可能になりました。オーディオの未来と表現するのはそのためです。

具体的に書きましょう。まず、シンバルやブラシの高域再現。シュワーという高音が濁り無く響きます。音楽の抑揚が、どこまで小さな音になるのかと驚くほど、抑えるところは抑え、放つときは全力で押してくるという印象です。座標情報が正確になることで、音の影に隠れていたような微妙な音を発見できることでしょう。

サックス系も凄く良かったです。テナーとアルトのバトルがある曲では、その表現の違いに興奮しました。ピアノやバイオリン、チェロとしった『Flow』の各楽器も、更に魅力的です。ホーンセクションの炸裂にも感動しました。

打楽器系も迫力が増しています。前述のシンバル系は、アタックや余韻といった全ての要素が群を抜いています。キックドラムの迫力増大は、面で押してくるパワー感です。

低音は、今回の目玉でもあります。今までのDAC-NS1Sと最新バージョンとを比べると、バンタム級とミドル級くらいのパンチ力の差がありそうです(笑)。小さなスピーカーSH-SP7から、信じられないような低音の迫力を感じることができます。シンセベースなどの響きが、腹にくるようです。

こうして音の座標情報が改善したことにより、今までのオーディオの常識が分らなくなってきました。スーパーツイーターが無くとも、どこまでも澄み渡り伸びていく高音。片手で持てそうな小さなスピーカーから得られる、良質で迫力のある低音。もしかしたら、従来のオーディオは、座標情報の不完全さを、高域や低域の“量”でカバーしようとしていたのかもしれません。

バージョンアップしたDAC-NS1S/NS1Mが届きましたら、ぜひご感想をお聞かせください。誰よりも早く、次のオーディオ世界へ突入した生の声をお教えいただけると嬉しいです。

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2010/03/24(Wed) 18:35:48 | DAコンバーター

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