レゾナンス・チップRTの概念
昨日のブログで、レゾナンス・チップRTの「部屋のどこに貼ったらよいのか?」というご質問には、「個別のご提案図で対応します」とご回答しました。では次なるレゾナンス・チップRTの疑問は、「なぜ、そのような高い効果が得られるのか?」ということではないでしょうか。
レクストでは、研究テーマのあまり深い内容は公表しないようにしています。それは“難しい部分はレクストが研究し、お客様には音楽の楽しみのみをご提供する”という方針からです。料理に例えると分かりやすいかもしれません。食材や調理方法にいくらうんちくがあろうと、肝心の料理が美味しくなければ何にもなりません。要は“味で勝負”というところです。
とはいえ、レゾナンス・チップRTというせっかくのルームチューニングの新しい“技術”が、偽者扱いされるのは心外です。ほんの少しだけ情報をご提供してみようと思います。
まずは、部屋の響きを考えてみましょう。「あ〜〜」と部屋で声を出してみてください。屋外で発する声と異なり、その部屋の響きが声にまとわりつくはずです。これこそ、これからルームチューニングで解決していきたい、その部屋ごとの響きの“癖”。現代建築では、何も施さなくて音楽に最適な響きになっている部屋など、まぐれでも存在しません。部屋の響きにある癖が、必ずやオーディオ機器の足を引っ張っているのです。
次に、その「あ〜〜」という声を発しながら、部屋の壁に触ってみてください。手のひらのは、壁に音の振動は微塵も感じないはずです。スピーカーからドッスンドッスンと低音でも鳴らそうものなら、ビリビリという響きが壁に伝わるでしょう。しかし、今回問題としている部屋の癖は、この「あ〜〜」という声にすら反応してしまう響き。人の手という敏感なセンサーですら感じられない、微少な振動を解決したいのです。
従来は、部屋の響きというものに、巨大な質量で対策してきました。壁に鉛を貼ったり、多量の吸音材を使ったりという手法です。「こんな小さな振動ならば、もっと小さなものでコントロールできるのではないか?」という発想から、12年前にレゾナンス・チップによるルームチューニングという概念が誕生したのです。
今までの物量で響きを抑え込む手法とは異なり、レゾナンス・チップによる響きの調整は、また違った結果が得られました。壁の響きを小さなチップで逃がしてやることで、あたかもその壁が響きにくい物性になったかのように音質が変化します。

レゾナンス・チップRTは、それから12年経って開発された新製品です。その“壁を響きにくくする”というアイデアに少し変化を加えました。
例えば、同じ響く部屋でも、教会と地下駐車場を想像してみてください。どちらが心地よく、音楽に適しているかは誰にだって理解できます。そう、実は私たちは音楽に対する理想の響きというのを、本能的に知っているのです。
壁の響きを制振するのではなく、下図の黄色の部分に最終的に聞こえてくる響きを心地よいものに変化させればよいのではないか。それがレゾナンス・チップRTの概念です。

レゾナンス・チップの優れているのは、すでに“振動をコントロールする”というところまで研究が進んでいるということ。その証拠に、各レゾナンス・チップ・シリーズを混同して使用しても、和音のように馴染みます。他社貼り付けオーディオアクセサリーをレゾナンス・チップと一緒に使うと、見事に音楽に生気が無くなるのを体験された方も多いはず。振動をコントロールする領域まで研究が進んでいるからこそ、達成できている性能です。
壁の素材に関わらず、部屋を大きなスピーカー箱の内部と想定し、最終的にその中心に集まる響きを音楽的に人が心地よいと感じる空間へと振動コントロールする。説明すると、とっても難しいですね(笑)。ですので、このうんちく部分はレクストにお任せいただきましょう。お客様は極上の料理を味わうだけと同じく、音楽の美しい調べに酔いしれていただければそれで良いのです。
少しレゾナンス・チップRTの謎解きができましたでしょうか?皆様のお部屋には、必ず問題となる部屋の響きが存在します。それをレゾナンス・チップRTでコントロールしてあげれば、理想的な音楽空間が出現するのです。大掛かりな音響調整を行わなくとも、小さなレゾナンス・チップRTを10個貼るだけです。貼る位置は、レクストにご相談ください。
ただし、頑張るのは、やはり皆様。メジャーを持って、部屋を測ったり、電卓で寸法を計算したりと、ルームチューニングにはちょっぴりの努力が必要です。ぜひ挑戦してみてください。
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レクストでは、研究テーマのあまり深い内容は公表しないようにしています。それは“難しい部分はレクストが研究し、お客様には音楽の楽しみのみをご提供する”という方針からです。料理に例えると分かりやすいかもしれません。食材や調理方法にいくらうんちくがあろうと、肝心の料理が美味しくなければ何にもなりません。要は“味で勝負”というところです。
とはいえ、レゾナンス・チップRTというせっかくのルームチューニングの新しい“技術”が、偽者扱いされるのは心外です。ほんの少しだけ情報をご提供してみようと思います。
まずは、部屋の響きを考えてみましょう。「あ〜〜」と部屋で声を出してみてください。屋外で発する声と異なり、その部屋の響きが声にまとわりつくはずです。これこそ、これからルームチューニングで解決していきたい、その部屋ごとの響きの“癖”。現代建築では、何も施さなくて音楽に最適な響きになっている部屋など、まぐれでも存在しません。部屋の響きにある癖が、必ずやオーディオ機器の足を引っ張っているのです。
次に、その「あ〜〜」という声を発しながら、部屋の壁に触ってみてください。手のひらのは、壁に音の振動は微塵も感じないはずです。スピーカーからドッスンドッスンと低音でも鳴らそうものなら、ビリビリという響きが壁に伝わるでしょう。しかし、今回問題としている部屋の癖は、この「あ〜〜」という声にすら反応してしまう響き。人の手という敏感なセンサーですら感じられない、微少な振動を解決したいのです。
従来は、部屋の響きというものに、巨大な質量で対策してきました。壁に鉛を貼ったり、多量の吸音材を使ったりという手法です。「こんな小さな振動ならば、もっと小さなものでコントロールできるのではないか?」という発想から、12年前にレゾナンス・チップによるルームチューニングという概念が誕生したのです。
今までの物量で響きを抑え込む手法とは異なり、レゾナンス・チップによる響きの調整は、また違った結果が得られました。壁の響きを小さなチップで逃がしてやることで、あたかもその壁が響きにくい物性になったかのように音質が変化します。

レゾナンス・チップRTは、それから12年経って開発された新製品です。その“壁を響きにくくする”というアイデアに少し変化を加えました。
例えば、同じ響く部屋でも、教会と地下駐車場を想像してみてください。どちらが心地よく、音楽に適しているかは誰にだって理解できます。そう、実は私たちは音楽に対する理想の響きというのを、本能的に知っているのです。
壁の響きを制振するのではなく、下図の黄色の部分に最終的に聞こえてくる響きを心地よいものに変化させればよいのではないか。それがレゾナンス・チップRTの概念です。

レゾナンス・チップの優れているのは、すでに“振動をコントロールする”というところまで研究が進んでいるということ。その証拠に、各レゾナンス・チップ・シリーズを混同して使用しても、和音のように馴染みます。他社貼り付けオーディオアクセサリーをレゾナンス・チップと一緒に使うと、見事に音楽に生気が無くなるのを体験された方も多いはず。振動をコントロールする領域まで研究が進んでいるからこそ、達成できている性能です。
壁の素材に関わらず、部屋を大きなスピーカー箱の内部と想定し、最終的にその中心に集まる響きを音楽的に人が心地よいと感じる空間へと振動コントロールする。説明すると、とっても難しいですね(笑)。ですので、このうんちく部分はレクストにお任せいただきましょう。お客様は極上の料理を味わうだけと同じく、音楽の美しい調べに酔いしれていただければそれで良いのです。
少しレゾナンス・チップRTの謎解きができましたでしょうか?皆様のお部屋には、必ず問題となる部屋の響きが存在します。それをレゾナンス・チップRTでコントロールしてあげれば、理想的な音楽空間が出現するのです。大掛かりな音響調整を行わなくとも、小さなレゾナンス・チップRTを10個貼るだけです。貼る位置は、レクストにご相談ください。
ただし、頑張るのは、やはり皆様。メジャーを持って、部屋を測ったり、電卓で寸法を計算したりと、ルームチューニングにはちょっぴりの努力が必要です。ぜひ挑戦してみてください。
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2010/06/09(Wed) 16:38:03 | ルームチューニング
