スピーカーの塗装とチューニングの関係

予約完売した初回限定生産分のスピーカーSH-EP7W×10セットですが、順調にアッセンブルが完成しております。しかし、まだお客様に発送できずにおり苦戦中です。というのも、このところのお天気不調に加え、軽井沢の気温が下がってきているのが原因で、塗装がなかなか乾かないのです。

手で触るくらいは大丈夫なくらいは乾いているのですが、発送するにはもう少し様子を見たいところ。というのも、この自然塗料オイルフィニッシュが梱包シートと干渉して、せっかくの無垢天然木にムラ跡が残ってしまうのは悲しいです。その旨をお客様にご連絡し、もう少しお待ちいただくことにしました。

そのお返事で、「塗装が乾く前に、最終チューニングを終え、音質調整を完了してしまって大丈夫か?」という旨のご質問を頂戴しました。なるほど、良い疑問点ですので、このブログでも回答しておきたいと思います。

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塗装の乾き具合と音質ですが、もちろん関連してきます。ですが、スピーカーを完成させるためのチューニングに影響するまでは関係していません。ピアノの調律に例えると分かりやすいと思います。ピアノの調律を行うことと、経年変化で楽器の音が良くなっていくのは、別の問題ということです。

他にスピーカーの音質が変化する要因には、ユニットやネットワークのエージングもあります。レクストでチューニングしているのは、それら音変化とは別の、もっと基礎的な完成度を高めるための作業です。

このチューニング結果の使用年月による変化に関しては、従来の合板製スピーカーよりも、天然木スピーカーのほうが安定していると感じています。ユニットを外すなど人為的な分解さえしなければ、特に再調整は不要です。数年後に音質に覇気がなくなったなど、どういても気になる状況になれば、ギターのネック調整のように、その際にメンテナンスを受けられると良いと思います。基本的に、レクストのスピーカーはメンテナンスフリーです。

といっても天然木無垢材を使用していますので、高温多湿や直射日光、極端な乾燥などは大敵です。これらの注意事項は、ギターやベース、天然木無垢の家具と同じです。極端な環境でなければ、大丈夫でしょう。実際、レクスト軽井沢で使用している天然木無垢スピーカーは、数年間安定した状態を継続している実績があります。

天然木の塗装は、普通にホコリを払うように掃除していると、だんだん飴色の半光沢になっていき、美しくなります。ユニットやネットワークのエージングで、スピーカーの音楽表現力は豊かに向上していきます。それらは、ユーザー様に合わせてのスピーカーの成長というような音質向上です。ぜひ楽しんでみてください。

天然木無垢スピーカーの奏でる美音。量産型MDFスピーカーにはない、天然木無垢スピーカーの魅力あるサウンドを今後も継続してお届けできるよう、作り続けたいと思います。

ウォールナット仕様SH-EP7W、お薦めです!
2013/09/11(Wed) 16:21:51 | スピーカー

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