スタジオチューンのビフォーアフター動画

昨日は、サウンドデザイナー誌の取材でした。今回のミッションは、DJ katchin'さんの完成したばかりのプライベートスタジオで、ルームチューニングとスピーカーセッティングを行うというもの。こういったオファーは、今まで数々のスタジオで高音質化に打率10割で成功してきていますので、レクストの得意とするところです。

katchin'さんからのご要望は、下記の通り。

1. ステレオ感を増やしたい。音の広がりを増やしたい。
2. 定位を正確にしたい。音の奥行きも出したい。
3. 階下への低音の漏れを減らしたい。

1と2は、ルームチューニングとスピーカーセッティングが上手くいっていないときの典型的な症状です。問題なく解決できると判断しました。3は少々難しい課題ですが、スピーカースタンドを正確に設置することで、若干の改善が期待できます。あとは、音が良くなれば、自然にボリューム位置は下がる傾向になるでしょう。音のロスが少なくなることで、音量を上げなくても迫力が得られるためです。

実際の作業内容は、サウンドデザイナー誌に詳しく掲載されると思います。katchin'さんのブログにも、たくさんの写真を使ったレポートを掲載していただきました。ありがとうございます。

katchin'さんの許可をいただき、スタジオチューンのビフォーアフター動画を収録してきました。まずは作業開始前に収録した、ビフォー動画です。



続いて、ルームチューニングとスピーカーセッティングを行い完成したアフター動画です。



ビフォー動画では、katchin'さんが悩まれていたように、音像が広がらない様子がネット動画からも確認できます。これは、部屋の響きに音が圧迫されているためですので、レゾナンス・チップRTで簡単に解決できました。

アフター動画を見てから、もう一度ビフォー動画を確認してみてください。ビフォー動画では、音のフォーカスが甘いのが聞き取れます。そこから再びアフター動画の音を聴くと、ピシッと音のピントが合っているのが分かると思いますがいかがでしょう?

実際の聴きどころとしましては、両方の動画で1:10〜を比較してみてください。ビフォー動画ではベースラインが聞き取りにくいですが、アフター動画ではエレキバイオリンとベースのハーモニーが聴こえてきます。また1:45〜のベースラインは、アフター動画のサウンドに良さが光ります。

手持ちの機器を買い換えることなく、ルームチューニングとスピーカーセッティングで潜在能力を引き出すことで、まだまだ音は良くなります。ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。分からないことがあれば、お問い合わせください。応援しますので!

レゾナンス・チップRTのご感想

お客様より、レゾナンス・チップRTのご感想を頂戴しました。ありがとうございます。

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西野 代表 殿

お世話様です。
「レゾナンス・チップRT」のインプレッションです。

「コンサートホールの空間リアリティが格段に高まった」というのが第一印象です。

過去のブログから、正確な取付位置は効果の向上につながると思い、設置には十分時間を取りました。この間、ルームチューニング系のアクセサリーをすべて外し、1週間程視聴をしました。「これはこれで悪くはない」というのが実感でした。時にはリセットという時間も必要なのでしょうか。

さて設置後は。

弦・管・打の各楽器感も、明瞭かつ臨場感で満ちあふれています。新型ラックTRSシリーズの導入により、低域の分解力がアップしましたが、今回はさらにそれに磨きが掛かっています。

このすっきりとした透明感のある音楽空間は、とても居心地が良いですね〜!

現有のシステムは、ごく普通の中規模な構成です。しかし、ここまで音楽を楽しめるなんて、幸せです。

今日は「レゾナンス・チップ・ブロウ」が到着します。さらにリスニング環境の向上に期待がかかります。

以上、相変わらずの乱文で失礼します。レクストさんへの感謝とともに、とりあえず、ご一報まで。

(埼玉県 S様)


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なぜレゾナンス・チップRTは、こんな小さな物体なのに、部屋全体の音響をコントロールできるのでしょうか?

小さい物体で大きな振動を制御するのは、動吸振器の大きな利点です。高層ビルの風揺れ対策にも応用される動吸振器技術を、部屋の音質チューニングに応用したのがレゾナンス・チップRT。(以前のブログで、少し解説してみました。)

部屋の響きというのは、大きな音エネルギーのように思えますが、実は壁に手を触れても感じないような微妙な振動です。この微妙振動をビルの風揺れと考えれば、動吸振器で振動エネルギーをコントロールできます。しかも、対象となる振動が微小なのですから、小さな動吸振器でなければなりません。レゾナンス・チップRTは、小型である必然性があるのです。

レゾナンス・チップRTをまだ装備していないお部屋ならば、大きなグレードアップのチャンスがまだ残っているということになります。あなたのお部屋が、夢の音楽専用音響に生まれ変わります。貼り付け位置も、私が責任を持ってサポートさせていただきますので、成功間違いなしです。ぜひ、レゾナンス・チップRTでルームチューニングに挑戦してみてください。

リスニングオーディオ攻略本

・・・9章「ルームチューニングとは」では声によるチェック方法、10章「ルームチューニング攻略編」ではカーテンやラグなどによる調音をご紹介しています。

音の名匠が愛するとっておきの名盤たち
・・・ギタリスト今剛さんにご紹介いただいた名盤たちは、オーディオがお好きというだけあってどれも“超”高音質盤ばかり。ジョナサ・ブルック『Plumb』は、教えてもらわなければ絶対に出会えなかったハイレゾ不要の超絶サウンドです。

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ルームチューニングの極意

最近、ルームチューニングの問い合わせが多いので、そのコツを少し解説します。

コンサートホールを想像してみてください。ステージ側は板張りなど、反射で構成されているのが分かると思います。一方、客席側は布張りの椅子やじゅうたん、壁や天井の複雑な形状と、吸音を中心としてあるのが一般的です。これをぜひオーディオルームにも取り入れましょう。

つまり、吸音パネルやカーテンといったものは、リスニング席後方にセットします。スピーカー付近はステージなのですから、できるだけスッキリさせます。本棚なども、スピーカーの対面となる側に置くのが良いでしょう。

例えばカーテンがスピーカー付近にあったときと、ステージ側に吸音となる物体を置かない場合とでは、音の鮮度が違います。活き活きと音楽が鳴り出すので、きっと驚いていただけるばずです。オーディオ専用パネルも、スピーカーの後ろではなく、リスニング席より後ろがお薦め。自分の後方が吸音されるということは、満員の会場での最前列を彷彿させてくれます。このような家具の移動は、お手軽にでき、効果も高いのでお薦めです。

テレビとの関係も問い合わせが多いです。上記のような発想からすると、テレビは反射物ですから、そんなに毛嫌いすることもありません。有効に活用できればと考えます。詳しくは、著書『リスニングオーディオ攻略本』に解説しておりますので、よろしければご一読ください。

さらに高度なルームチューニングを可能とするのがレゾナンス・チップRTです。今までルームチューニングを長く研究してきましたが、ここまでの完成度が得られるようになったのは、本当に素晴らしいことと思います。昨年開催したカフェやライブハウスでのイベントでも、レゾナンス・チップRTだけで、あっという間に最高の音楽空間を作り上げることができました。

レゾナンス・チップRTでお薦めしたいのは、無償で行っている“ご提案サービス”です。下図のような、赤丸印で壁用の8個を貼る位置を示したご提案図と、詳しい解説をご提示しますので、誰でも必ずルームチューニングを成功することができます。どうぞご安心ください。

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よくあるレゾナンス・チップRTのご感想は、「本当に良くなりました」というもの(笑)。個人的には、もはや当然のレゾナンス・チップRTの変化でも、まさかこんな小さな10粒で部屋の音響が美しく変化するなど、信じられなくても当然です。新しく誕生した技術というのは、そういうものかもしれません。

大掛かりな物量投入型とは異なる、レゾナンス・チップRTのルームチューニングをお楽しみいただければと思います。

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レゾナンス・チップRTの概念

昨日のブログで、レゾナンス・チップRTの「部屋のどこに貼ったらよいのか?」というご質問には、「個別のご提案図で対応します」とご回答しました。では次なるレゾナンス・チップRTの疑問は、「なぜ、そのような高い効果が得られるのか?」ということではないでしょうか。

レクストでは、研究テーマのあまり深い内容は公表しないようにしています。それは“難しい部分はレクストが研究し、お客様には音楽の楽しみのみをご提供する”という方針からです。料理に例えると分かりやすいかもしれません。食材や調理方法にいくらうんちくがあろうと、肝心の料理が美味しくなければ何にもなりません。要は“味で勝負”というところです。

とはいえ、レゾナンス・チップRTというせっかくのルームチューニングの新しい“技術”が、偽者扱いされるのは心外です。ほんの少しだけ情報をご提供してみようと思います。

まずは、部屋の響きを考えてみましょう。「あ〜〜」と部屋で声を出してみてください。屋外で発する声と異なり、その部屋の響きが声にまとわりつくはずです。これこそ、これからルームチューニングで解決していきたい、その部屋ごとの響きの“癖”。現代建築では、何も施さなくて音楽に最適な響きになっている部屋など、まぐれでも存在しません。部屋の響きにある癖が、必ずやオーディオ機器の足を引っ張っているのです。

次に、その「あ〜〜」という声を発しながら、部屋の壁に触ってみてください。手のひらのは、壁に音の振動は微塵も感じないはずです。スピーカーからドッスンドッスンと低音でも鳴らそうものなら、ビリビリという響きが壁に伝わるでしょう。しかし、今回問題としている部屋の癖は、この「あ〜〜」という声にすら反応してしまう響き。人の手という敏感なセンサーですら感じられない、微少な振動を解決したいのです。

従来は、部屋の響きというものに、巨大な質量で対策してきました。壁に鉛を貼ったり、多量の吸音材を使ったりという手法です。「こんな小さな振動ならば、もっと小さなものでコントロールできるのではないか?」という発想から、12年前にレゾナンス・チップによるルームチューニングという概念が誕生したのです。

今までの物量で響きを抑え込む手法とは異なり、レゾナンス・チップによる響きの調整は、また違った結果が得られました。壁の響きを小さなチップで逃がしてやることで、あたかもその壁が響きにくい物性になったかのように音質が変化します。

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レゾナンス・チップRTは、それから12年経って開発された新製品です。その“壁を響きにくくする”というアイデアに少し変化を加えました。

例えば、同じ響く部屋でも、教会と地下駐車場を想像してみてください。どちらが心地よく、音楽に適しているかは誰にだって理解できます。そう、実は私たちは音楽に対する理想の響きというのを、本能的に知っているのです。

壁の響きを制振するのではなく、下図の黄色の部分に最終的に聞こえてくる響きを心地よいものに変化させればよいのではないか。それがレゾナンス・チップRTの概念です。

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レゾナンス・チップの優れているのは、すでに“振動をコントロールする”というところまで研究が進んでいるということ。その証拠に、各レゾナンス・チップ・シリーズを混同して使用しても、和音のように馴染みます。他社貼り付けオーディオアクセサリーをレゾナンス・チップと一緒に使うと、見事に音楽に生気が無くなるのを体験された方も多いはず。振動をコントロールする領域まで研究が進んでいるからこそ、達成できている性能です。

壁の素材に関わらず、部屋を大きなスピーカー箱の内部と想定し、最終的にその中心に集まる響きを音楽的に人が心地よいと感じる空間へと振動コントロールする。説明すると、とっても難しいですね(笑)。ですので、このうんちく部分はレクストにお任せいただきましょう。お客様は極上の料理を味わうだけと同じく、音楽の美しい調べに酔いしれていただければそれで良いのです。

少しレゾナンス・チップRTの謎解きができましたでしょうか?皆様のお部屋には、必ず問題となる部屋の響きが存在します。それをレゾナンス・チップRTでコントロールしてあげれば、理想的な音楽空間が出現するのです。大掛かりな音響調整を行わなくとも、小さなレゾナンス・チップRTを10個貼るだけです。貼る位置は、レクストにご相談ください。

ただし、頑張るのは、やはり皆様。メジャーを持って、部屋を測ったり、電卓で寸法を計算したりと、ルームチューニングにはちょっぴりの努力が必要です。ぜひ挑戦してみてください。


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